タイでトイレットペーパーを流してしまった!緊急対処法と予防策
タイでの旅行中や移住後間もない頃、つい日本の習慣でトイレットペーパーを流してしまったことはありませんか?
突然トイレが詰まり、慌てた経験がある方も少なくないでしょう。
実はタイではトイレットペーパーを流すことは厳禁です。
そこで本記事では、タイのトイレ事情をはじめ、万が一流してしまった場合の緊急対処法、そしてトラブルを未然に防ぐための対策まで詳しく解説します。
タイのトイレではなぜトイレットペーパーを流してはいけないの?

タイのトイレでトイレットペーパーを流してはいけません。
うっかり流してしまうと深刻なトラブルになることがあるため、現地の下水道システムの特徴を理解しておくことが重要です。
ここでは、タイでトイレットペーパーを流せない主な理由を3つ解説します。
下水処理システムが整っていないから
日本の配管の直径が10〜15cmであるのに対し、タイでは5〜8cm程度の細い配管が一般的なため、紙が詰まりやすい構造になっています。
また下水処理施設も紙の分解処理に対応していない地域が多く、システム全体に負担をかけてしまいます。
特に古い地域や郊外では、個別の浄化槽システムを使用していることも少なくないため、うっかり流してしまった場合は深刻なトラブルの原因となります。
水圧が低く詰まりやすいから
タイでは一般的に水圧が日本より低いため、トイレットペーパーを完全に流し切る力が不足しがちです。
特に、水圧の低さは高層階の建物や水の供給が不安定な地域で顕著で、古い建物やアパートでは少量でも流してしまった紙が簡単に詰まってしまいます。
また乾季には地域によって水不足が発生し、それに伴い水圧もより低下します。
トイレットペーパーが配管内に停滞しやすくなるため注意しましょう。
タイの伝統的なトイレ文化とルールがあるから
タイでは伝統的に温水シャワートイレ(ウォーターガン)や水を使う文化があり、トイレットペーパーの使用自体が二次的な位置づけです。
ウォーターガンと呼ばれる小さなシャワーヘッドがトイレの横に設置されており、これを使って洗浄するのがタイの一般的な習慣です。
たとえば観光地や公共施設では国際的な利用者に配慮して「紙を流さない」というルールが確立されており、トイレットペーパーを捨てるための専用ゴミ箱が設置されています。
タイでトイレットペーパーを流してしまった!緊急対処法4選

うっかりトイレットペーパーを流してしまった場合でも、冷静に対処すれば自分で解決できることがあります。
詰まりに気づいたら、落ち着いて状況を把握し、以下の方法を順番に試してみてください。
水の流れを止める
トイレが詰まってあふれそうな場合、まずは水の流れを止めましょう。
便器の横や後ろにある止水栓を時計回りに回せば、これ以上水が流れ込むのを防げます。
またタンクの蓋を開けて浮き玉を手で持ち上げると、水の供給を一時的に止められるので、水があふれる事態を防ぎ、冷静に次の対処に進めます。
ラバーカップ(すっぽん)を使って吸引する
ラバーカップを便器の排水口にしっかりと密着させ、勢いよく上下に動かして詰まりを解消できる場合があります。
使用する際はラバーカップの周りに十分な水があると吸引力が高まるため、もし水が少ない場合はバケツなどで少し水を足してから試すとよいでしょう。
ただし、ラバーカップは軽度の詰まりにのみ有効なので、ひどい詰まりの場合は次の方法を試してみてください。
お湯とセスキ炭酸ソーダで紙を溶かす
40度程度のお湯に大さじ2杯のセスキ炭酸ソーダを溶かし、便器に注いで30分ほど放置し、紙を溶けやすくする方法です。
セスキ炭酸ソーダはタイで「โซดาซักผ้า」(ソーダー・サック・パー)という名前で販売されています。
放置した後、トイレブラシで軽くかき混ぜてから水を流すと詰まりが解消されます。
ただしお湯の温度が高すぎると便器を傷める可能性があるので、熱湯は使わないようにしましょう。
ワイヤーブラシで詰まりを除去する
より頑固な詰まりには、専用のワイヤーブラシ(トイレスネーク)が効果的です。
ゆっくりと差し込み回転させながら引き抜けば、詰まりの原因を物理的に解消できますが、使用する際はワイヤーが便器を傷つけないよう慎重に操作しましょう。
ワイヤーブラシはホームセンターや日本人向けスーパーで購入できますが、もしこの方法でも解決しない場合は専門業者に相談することをおすすめします。
タイでのトイレトラブルを未然に防ぐための4つの対策

トイレのトラブルを避けるためには予防が最も重要であり、日本との違いを理解し習慣を少し変えれば、多くの問題を防げます。
タイで快適に過ごすために、以下の予防策を日常に取り入れてみましょう。
トイレットペーパー専用のゴミ箱を設置する
フタ付きのゴミ箱をトイレに設置すれば、衛生的にトイレットペーパーを処理できます。
また、消臭効果のあるビニール袋を使うと臭いも気になりません。
ただし定期的にゴミ箱を空にし、時々消毒することで清潔を保つことが大切です。
ペダル式のフタが開閉するタイプは手を触れずに使えるため衛生的でおすすめですよ。
「流さないでください」の多言語表示を作成する
タイ語、英語、日本語などでトイレットペーパーを流さないよう注意書きを作成すると効果的です。
自身のうっかりを防ぐだけでなく、来客や新しく赴任してきた方が流してしまった際のトラブルも防げるため、視覚的に伝えることが重要です。
たとえばトイレットペーパーホルダーの近くなど、目に入りやすい位置に配置するのが効果的です。
詰まりにくいトイレットペーパーを選ぶ
万が一流してしまった場合に備えて、水に溶けやすい薄手のトイレットペーパーを選ぶとよいでしょう。
ただし「流せる」と書かれた日本製品でも、タイの配管事情には適していない場合があるため注意が必要です。
いくら溶けやすいタイプでも、タイでは基本的に流さない習慣を守ることが最も確実な予防策です。
タイ式の水洗浄方法を取り入れる
ウォーターガン(シャワーヘッド付きのホース)を使用すれば、トイレットペーパーの使用量を大幅に減らせます。
使い方は、用を足した後にウォーターガンを適切な位置に向け水で洗浄するだけです。
使用した後は少量のトイレットペーパーで水分を拭き取るだけで済むので、紙の使用量が大幅に減り、結果としてつまりのリスクも低下します。
ウォーターガンは衛生的で環境にも優しいため、特に長期滞在者におすすめです。
タイでトイレットペーパーを流してしまったらUBライフで解決!

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長期利用なら、お得な購入プランもぜひ検討してみてくださいね。
タイの文化を尊重して快適なトイレライフを送ろう!
タイのトイレ文化に適応すれば、トラブルなく快適な生活を送れます。
水回りのトラブルは小さな心がけで防げることも少なくありませんが、万が一の場合はUBライフの専門スタッフにお任せください。
日本との違いを理解しタイのルールに従えば、トイレットペーパーを流してしまった際のトラブルも最小限に抑えられ、トイレのストレスから解放されてタイ生活をより楽しめるでしょう。
本記事で紹介した対策や解決策を実践し、タイでの快適なトイレライフを手に入れてくださいね。
