タイ生活で気になる「水」事情!安全に飲める飲み水の選び方ガイド

日本ではそのまま飲めるのが当たり前の水道水ですが、海外ではそうはいかない地域も少なくありません。
タイに長期滞在したり、移住を検討したりする方にとって、「水道水はそのまま飲めるのか」「飲み水はどうやって確保するのか」といった点は、気になるところでしょう。
本記事では、タイの水道水事情について基本的な情報をお伝えしたうえで、現地で安心して飲み水を手に入れるための3つの方法をご紹介します。
あわせて、ライフスタイル別におすすめの選び方も解説していますので、タイでの暮らしをより快適にするための参考にしてみてください。
タイの水道水は飲めるの?気になる水事情をチェック

タイの水道水は基本的に「そのまま飲まない方が良い」とされています。
水質そのものは年々改善されているものの、給水設備や配管の老朽化、貯水タンクの清掃状況などに差があり、衛生面での不安が残るためです。
また、観光地やコンドミニアムなどでは、水道水に消毒用の塩素が多く含まれていることがあり、においや味が気になるという声もあります。
さらに、タイの水は日本よりもミネラル分を多く含む硬水であるため、慣れていない方が飲むとお腹を壊してしまうケースもあるでしょう。
歯磨きやうがいに使う程度であれば問題ないとされることが多いものの、体調管理に気を配りたい方や、小さなお子さんがいるご家庭では、安心して飲める水を別途用意することをおすすめします。
タイで飲み水を手に入れる3つの方法

タイでは水道水をそのまま飲むのは避けたほうが良いとされていますが、安心して飲み水を確保するため、さまざまな方法やサービス、環境が整っています。
ここでは、タイで代表的な飲み水の入手方法を3つご紹介します。
ペットボトル飲料を購入する
もっとも手軽で一般的な方法が、市販のペットボトル飲料を購入することです。
タイでは、コンビニやスーパーで種類豊富なミネラルウォーターが販売されており、500mlから大容量の6リットルボトルまで、幅広いサイズを取り揃えています。
代表的なブランドには「Nestlé Pure Life(ネスレ・ピュアライフ)」「Singha Drinking Water(シンハー・ドリンキングウォーター)」「Crystal」などがあり、価格も500mlで約7〜10バーツ(約30〜40円)と手頃です。
6リットルの大容量ボトルでも約30〜50バーツ(約120〜200円)程度で購入でき、日本と比べてリーズナブルな価格で手に入ります。
外出先でさっと買いたいときや、冷蔵庫で冷やしておきたいときなどに便利ですが、毎回ペットボトルを購入するとごみが増えてしまい、環境負荷の観点からも課題となります。
買い物の手間や環境面を考慮し、料理や家庭での飲み水をまとめて確保したい方は、ほかの方法を検討するのも賢い選択といえるでしょう。
ウォーターサーバーをレンタルする
家庭やオフィスでよく利用されているのが、ウォーターサーバーです。
レンタル業者が定期的に水ボトル(通常18〜20リットル)を届けてくれる仕組みで、冷水と温水がすぐに使える手軽さが魅力です。
使用料金としては、月々のレンタル料金が約100〜300バーツ(約400〜1,200円)、水ボトル1本あたりの価格は約40〜70バーツ(約160〜280円)程度で、家族世帯や長期滞在者にとってコストパフォーマンスの高い選択肢になるでしょう。
また、使い終わったボトルはレンタル業者が回収し、メンテナンスや交換も行ってくれるため、管理の手間がかかりません。
一方で、設置スペースが必要となるため、部屋の広さや家具の配置も考慮し、無理なく使える環境かどうかをよく検討してから導入するのがおすすめです。
浄水器を設置・レンタルする
より手軽で経済的な方法として注目されているのが、浄水器の設置です。
浄水機能付きの蛇口を取り付けたり、据え置き型の浄水器を設置したりすることで、水道水を安心して使えるようになり、フィルター式や逆浸透膜(RO)式などさまざまな種類があるため、除去できる物質の範囲や価格帯で選ぶことができます。
また、日本製の浄水器も人気があり、衛生面や耐久性に優れている分購入時には数千〜数万バーツかかりますが、長期的に使用する場合はコストを抑えられるのがメリットです。
そのほかに、レンタルサービスも充実しており、初期費用を抑えて導入できるほか、定期的なフィルター交換やメンテナンスサービスを業者が行ってくれるプランもあります。
費用は月額約800〜1,500バーツ(約3,200〜6,000円)で、シャワー浄水器など、その他サービスと組み合わせて割引料金で利用できる場合もあります。
手間なく衛生的に利用できるため、特に長期滞在者や家族連れにおすすめの方法です。
こんな人におすすめ!飲み水の選び方ガイド

日々の生活を快適に過ごすためには、自分のライフスタイルに合った飲み水の確保方法を選ぶことが大切です。
滞在期間や家族構成、使い勝手の好みによって、最適な選択は人それぞれ異なります。
ここでは、利用シーン別におすすめの飲み水の選び方をご紹介しますので、ぜひご自身にあった方法をみつけてくださいね。
ペットボトル:短期滞在や旅行で滞在中の方
旅行や短期出張など、滞在期間が限られている方には、ペットボトルのミネラルウォーターが手軽で便利な選択肢です。
コンビニやスーパーなど、どこでも簡単に手に入り、買ってすぐに飲める気軽さが魅力です。
また、自炊はせず、外食メインの方も、外出先で必要なときに買い足せるので、ペットボトルを購入する方法がおすすめです。
1本あたりの価格も安く、毎日大量に消費するわけでなければ、コスト面でもそれほど負担にはなりません。
お試し感覚で、いろいろな銘柄を飲み比べるのも楽しいかもしれませんね。
ウォーターサーバー:共働きや小さなお子さんのいる家庭
「赤ちゃんのミルク作りに活用したい」「忙しい中でも、いつでも安全な水を使いたい」など、家事・育児の時短として有効活用したい方はウォーターサーバーがおすすめです。
冷水・温水の両方がすぐに使えるため、調乳や料理、お茶の準備など、さまざまなシーンで活躍してくれます。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、夜間でもすぐにお湯が出るという安心感は大きなメリットです。ミルク作りの時短に繋がり、育児の手助けにもなります。
また、業者の方が水の持ち運びや設置を手伝ってくれるため、重たい水を買いに行き、運ぶ手間がないのも大きな魅力ではないでしょうか。
定期配送で必要な量を確保できるので、「水が足りない」と慌てる必要もなく、衛生面でも高い品質管理がされているため、長く安心して利用できます。
浄水器:長期滞在者やコスパ重視の方
長くタイに暮らす予定のある方や、できるだけ費用を抑えつつ、省スペースで安全な水を確保したい方には、浄水器の導入がおすすめです。
購入の場合は、初期費用こそややかかりますが、月々のランニングコストを抑えられるため、長期的には経済的です。
一方、レンタルなら初期費用を抑えながら、手軽な価格で利用を続けられるメリットがあります。
また、浄水器は、蛇口に直接取り付けるタイプや据え置き型など、様々な種類があり、ライフスタイルや設置場所に応じて選べるのもポイントです。
「いちいち水を買いに行くのが面倒」「ストックの置き場がない」といった方にとっても、浄水器は最適な選択肢になるでしょう。
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タイ生活で気になる「水」事情!安全に飲める飲み水の選び方ガイド|まとめ
タイでは水道水をそのまま飲むことはおすすめできませんが、安心・安全な飲み水を確保する方法はたくさんあります。
ペットボトルやウォーターサーバー、浄水器などの選択肢があり、滞在期間や家族構成、生活スタイルに合わせて、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
飲み水としてはもちろん、料理や日常生活にも毎日使う水だからこそ、衛生面や手間、コストのバランスをしっかり考えて選ぶことが大切です。
いつでも安心して使える水を確保できれば、健康的で快適なタイ生活を送るための第一歩となるでしょう。
自分にぴったりの方法を見つけて、安心してタイライフを楽しんでくださいね。