2025.10.15

タイの猫・犬に水道水は安全?ペットに与える飲み水と注意点を徹底解説

タイの猫・犬に水道水は安全?ペットに与える飲み水と注意点を徹底解説

タイで暮らしているときに「ペットに水道水をそのまま与えても大丈夫なの?」と心配になったことはありませんか。

人間が口にする水でも注意が必要なタイでは、犬や猫など大切な家族にとっても水の選び方は健康を守る大切なポイントです。

今回は、タイの水道水事情や犬・猫に与える際のリスク、飲み水の選び方について詳しく解説していきます。
ペットの健康で快適な暮らしを守るためのヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。

タイの水道水事情

蛇口

タイの水道水は、水質自体は改善されてきているものの、配管の老朽化や貯水タンクの管理状態によって衛生面で不安が残るのが現状です。

地域や建物によっては塩素が強く、水に独特のにおいや味を感じることも少なくありません。

また、日本と比べて硬度が高くミネラルを多く含むため、体への負担も気になるところです。
現地の人や日本人の多くも「飲料用には使わない」というのが一般的です。

特に、犬や猫など体の小さなペットは、人間以上に影響を受けやすいため、飲み水の管理には、十分気をつけましょう。

ペットに水道水を与えるのは大丈夫?

水道水を飲む犬

「人が飲めない水はペットにも避けた方が良い」と考えるのが基本です。

ここでは、犬や猫が水道水を飲んだ場合に考えられるリスクや、安全な水を選ぶためのポイントを解説します。

犬や猫に与えた場合のリスク

水道水に含まれる細菌や不純物は、下痢や嘔吐の原因となることがあります。

特に子犬や子猫、高齢のペットは免疫力が弱く、体調を崩しやすいため注意が必要です。

また、タイの水道水は日本よりも硬度が高い「硬水」であり、犬や猫にとっては腎臓や泌尿器への負担になることがあります。

長期的に与え続けると尿路結石などのリスクを高める可能性があるため、避けた方が安心です。

小さなリスクでも体調不良につながる可能性がある以上、予防として安全な水を選ぶのが良いでしょう。

水道水以外で、ペットに安全な水を選ぶポイント

タイでは水道水をそのまま飲めないため、安全な水を得るための選択肢は豊富にあります。
ライフスタイルやコスト、管理方法などを考慮しながら最適な方法を選ぶことが大切です。

ペットだけでなく飼い主も一緒に安心して飲める水を選べば、日々の管理もぐっと楽になりますよ。

タイで犬や猫に選びたい飲み水の種類

水に落ちるしずく

タイで犬や猫に安全な飲み水を用意する方法はいくつかあります。
どれも日常に取り入れやすく、飼い主も一緒に安心して使えるものばかりです。

ここでは、3種類の水を紹介しますので、それぞれの特徴を比較してみてくださいね。

市販のペットボトルの水

スーパーやコンビニで手軽に購入できるペットボトルの水は、価格が500mlで10〜20バーツ(約40〜80円)ほどとリーズナブルです。

種類も豊富に揃っていますが、ミネラルが多すぎると尿路結石のリスクがあるため「軟水(Soft Water)」と表記されたものを選ぶのが安心です。

外出時や旅行先でペットに水を与える際にも便利ですが、毎日使うとなると購入や持ち運びが負担になることもあります。

まとめ買いをする場合は保管スペースも必要になるため、自分のライフスタイルに合わせて取り入れると良いでしょう。

浄水器やウォーターサーバーを利用

家庭用の浄水器やウォーターサーバーは、日常的に安心できる水を確保できる便利な方法です。
どちらも管理がしやすく、犬や猫、家族全員で共用できる点が大きな魅力です。

浄水器は導入時に初期費用がかかりますが、定期的にフィルターを交換すれば長く使い続けられます。

購入のほかにレンタルも可能で、初めての方はお試し感覚で利用できるのも安心です。

ウォーターサーバーの場合は、衛生管理が徹底されており、冷水・温水をいつでも利用できるのがメリットです。

ランニングコストは月1,000〜2,000バーツ(約4,000〜8,000円)程度が目安で、レンタルサービスを活用すれば定期メンテナンスも任せられるため、忙しい家庭でも負担なく続けられます。

いずれも犬や猫など大切なペットに安心して与えられるだけでなく、家族も同じ水を使えるため効率的です。

コスト面でも利便性でも優れており、タイでの暮らしに取り入れやすい選択肢といえるでしょう。

浄水器・ウォーターサーバーについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
タイで浄水器が必要な理由とは?安全な生活を送るためにはレンタル浄水器がおすすめ!
タイでの生活ではウォーターサーバーや浄水器が必須!?

タイで犬や猫に水を与えるときの衛生管理

水を飲む猫

安全な水を選ぶことに加えて、与え方や器の管理も大切です。

ここでは、毎日の習慣として取り入れやすい飲み水の管理方法を解説します。
タイの気候は高温多湿なので、衛生管理には特に気をつけましょう。

水はこまめに交換する

室温が高いタイでは水がぬるくなりやすく、細菌も増えやすくなります。
少なくとも朝・夕の1日2〜3回は全量を入れ替え、足し水ではなく「総入れ替え」を基本にしましょう。

雨季や暑い日は回数を増やすと安心です。食事のあと、ボウル内にフードの欠片が落ちていたら、その都度洗ってから新しい水に替えると清潔を保てます。

器をしっかり洗い、ぬめりを防ぐ

ボウルの内側にできるぬめりは雑菌の温床になります。毎日、中性洗剤で洗い、しっかり乾燥させることを習慣化しましょう。

また、器の素材にも注意が必要で、ステンレス製や陶器製は傷がつきにくく、洗浄や乾燥がしやすいためおすすめです。

一方で、プラスチック製の場合は細かい傷に汚れや菌が残りやすいため、定期的に買い替えると安心です。

置き場所と温度管理を工夫する

直射日光の当たる窓際や、キッチン・トイレの近くは避け、風通しが良く落ち着ける場所に設置するのがおすすめです。

エアコンの吹き出し口付近は、水が冷えすぎたり、乾燥したりするため避けましょう。

高温多湿のタイでは、冷たい水を好む犬や猫もいますが、急激に冷やすとお腹を壊すこともあります。
ペットの様子を見ながら温度を調整することが大切です。

さらに、蚊やアリが多い地域では、虫が入り込みにくく清潔を保ちやすい場所を選ぶことも意識しておきましょう。

犬や猫が水をあまり飲まないときの工夫

犬小屋に入っている犬

どんなに清潔な水を用意しても、犬や猫がなかなか飲んでくれないこともありますよね。

特に猫はもともと水分摂取量が少ない動物で、タイの暑さでも思ったより飲まないことがあります。

ここでは、すぐに実践できる「ペットが水を飲みやすくなる工夫」を3つ紹介します。

飲み水の置き場所を変える

水飲み場を静かで落ち着ける場所に変えるだけで飲水量が増えることがあります。

猫は特に好みがはっきりしているため、高い位置や複数箇所に水を置くのも効果的です。
器もステンレスや陶器など匂い移りしにくい素材を選ぶと安心です。

水の温度を冷たく保つ

高温多湿のタイでは、すぐに水がぬるくなってしまうことがあります。

なかなか水を飲んでくれない時に、氷を少し入れて冷たくするのも効果的ですが、冷えすぎには注意しましょう。

基本は、こまめに新鮮な水に替えておくことが一番の対策です。

食事から水分を補う

水を飲む量が少ないと感じたら、ウェットフードを取り入れたり、ドライフードにぬるま湯や出汁をかけたりするのも有効です。
自然に水分を摂取できるため、脱水予防にもつながります。

それでも水をほとんど飲まない、飲む量が極端に少ないといった場合は注意が必要です。
日頃から大まかな飲水量を把握し、異変を感じたら早めに獣医師に相談することをおすすめします。

ペットに安心して水を与えるならUBライフにお任せ!

UBライフ

ペットに安心して水を与えるなら、コスト面でも利便性でも優れている浄水器もしくはウォーターサーバーを家に置くのがおすすめです。

犬や猫だけでなく家族も同じ水を使えるため、効率的であり、タイでの暮らしに取り入れやすい選択肢といえます。

タイで浄水器・ウォーターサーバーを設置する際には、UBライフにお任せください!
UBライフでは、設置やアフターサポートもすべて日本語で対応しており、明瞭な価格設定でサービスを提供しています。

浄水器の場合は3ヶ月ごとにカートリッジ交換を行っており、ウォーターサーバーの場合は定期的なボトル配送(別途お申し込み)も対応しています。

長期滞在やご家族での移住の場合も、UBライフにお任せください。

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まとめ|タイの猫・犬に水道水は安全?ペットに与える飲み水と注意点を徹底解説

タイの水道水は生活用水としては利用できますが、ペットの飲み水としてはリスクが残ります。
犬や猫など体の小さな動物は、人間以上に水質の影響を受けやすいため、与える水は慎重に選ぶことが大切です。

市販の軟水(Soft Water)タイプのペットボトル水も便利ですが、毎日のことを考えると浄水器やウォーターサーバーを取り入れる方が安心で効率的です。
ペットと人が一緒に安心して飲める水を用意できるため、健康面だけでなくコスト面でもメリットが大きいでしょう。

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