2025.02.28

【2025年保存版】タイのコインランドリー完全ガイド!初心者向け使い方と料金相場など5つのポイント

【2025年保存版】タイのコインランドリー完全ガイド!初心者向け使い方と料金相場など5つのポイント

海外でコインランドリーを使うことは、誰でも最初は不安なものです。

タイの場合、機械の表示が読めなかったり、料金システムがわからなかったりと、戸惑うことも多いと思います。

「洗濯物が無くなったらどうしよう」「洗剤はどうすればいいの?」という不安の声もよく聞かれます。

ただ、基本的なポイントさえ押さえておけば、それほど難しいものではありません。

この記事では、タイのコインランドリーの基本的な使い方から、料金相場、注意点まで、実用的な情報をご紹介。短期旅行の方はもちろん、駐在員やノマドワーカーの方にもきっと役立つはずです。

①タイのコインランドリーの種類と設備

コインランドリー

タイの蒸し暑い気候では、毎日のように洗濯が必要になってきます。日中の気温が30度を超える日も珍しいことではなく、Tシャツ1枚でも汗でべたつきやすい環境です。

そんなタイの気候だからこそ、旅行者や長期滞在者にとって、コインランドリーは欠かせない存在です。

日本では主に個人宅に洗濯機が普及しているのに対し、タイでは多くの住民が共同の洗濯設備を利用するマンションやアパートに居住しており、コインランドリーが生活インフラとして定着しています。

特に、バンコクなどの都市部では、限られた居住スペースの問題もあり、コインランドリーの需要が高くなっています。

タイのコインランドリーは、大きく分けて無人店舗と有人店舗の2種類があります。それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分けができるのが魅力的です。

無人店舗の特徴

無人店舗は24時間営業していることが多く、深夜や早朝でも気軽に利用できるのが特徴です。

特に旅行や出張中に急な洗濯が必要になった際など、短期滞在者にとって非常に便利なサービスとなっています。

【その他の無人店舗の特徴】

  • ・観光エリアやコンドミニアム周辺に多く点在
  • ・7kgから20kgまでの様々なサイズの洗濯機を完備
  • ・24時間営業が基本
  • ・最新式の機械を導入している店舗が続々登場
  • ・クレジットカードや電子マネー決済にも対応する店舗が増加中

有人店舗の特徴

一方の有人店舗は、現地の方や長期滞在者から支持を得ています。日本のクリーニング店によく似ており、洗濯物を預けて後で受け取れる方式は、仕事で忙しい方には特に重宝されているとか。アイロンがけやクリーニングなどの追加サービスが充実しているのも、リピーターが多い理由になってそうです。

【その他の有人店舗の特徴】

  • ・現地の方や長期滞在者からの支持が厚い
  • ・洗濯物を預けて後で受け取れるサービスが便利
  • ・丁寧な仕上がりに定評あり
  • ・スタッフに気軽に相談できる雰囲気
  • ・営業時間は通常7:00-22:00が目安

②タイのコインランドリーの料金システム

コインランドリーにいる女性

「タイのコインランドリーって、実際いくらくらいかかるの?」という質問をよくいただきます。結論から言うと、日本と比べるとかなりリーズナブル。2025年現在の相場をご紹介します。

【洗濯機の料金目安】

  • 7kg:30~40バーツ(約120~160円)
  • 10kg:40~50バーツ(約160~200円)
  • 20kg:70~90バーツ(約280~360円)

【乾燥機の料金目安】

  • 30分:30バーツ(約120円)
  • 45分:40バーツ(約160円)
  • 60分:50バーツ(約200円)

この価格は、東京の約3分の1に値しますが、バンコク市内の一般的な相場です。

観光地やホテル街では若干割高になることもあれば、逆に住宅街の店舗ではもう少し安く利用できる場合もあります。

支払い方法と決済システム

最近のタイのコインランドリーは、支払い方法が多様化しています。

【主な決済方法】

  • ・現金(硬貨)
  • ・専用プリペイドカード
  • ・QRコード決済(TrueMoney、Rabbit LINE Pay等)
  • ・クレジットカード
  • ・電子マネー

特に注目したいのが、スマートフォン決済の普及です。ただし、店舗によって使える決済方法は異なるので、初めて利用する際は確認しておき、念の為硬貨もストックしておくこともおすすめします。

③洗剤の選び方とコツ

洗濯をしたあとのタオル

タイのコインランドリーで意外と悩むのが洗剤の問題。日本のように自動投入されない店舗がほとんどですので、別途購入・持ち込みする必要があります。

【洗剤の入手方法】

  • ・店舗で購入(10~20バーツ程度)
  • ・近くのコンビニで購入
  • ・自分の好みの洗剤を持参

実は、現地の方の間では「自分の好みの洗剤を持参する」というのが主流です。タイならではの香りの強い洗剤が苦手な方は、日本から持参するのも良いでしょう。

柔軟剤の使用は任意となっていますが、タイの強い日差しで衣類が硬くなりやすいため、使用をおすすめします。現地で人気の柔軟剤はダウニーやコンフォートなど甘い香りが特徴的ですが、好みが分かれるところかもしれません。

④トラブル防止と安全な利用のポイント

コインランドリーと洗濯物

海外のコインランドリーを利用する際、盗難や置き引きが心配という声をよく耳にします。しかし、簡単な工夫で多くのトラブルは防ぐことができます。

ここでは、ベテラン利用者から集めた、知って得するトラブル防止策をご紹介します。

【貴重品の管理】

  • ・洗濯物のポケットは必ずチェック
  • ・財布やスマートフォンは専用かごに入れない
  • ・洗濯中は極力その場を離れない

【洗濯物の取り違え防止】

  • ・目印になるような洗濯ネットを使用する
  • ・終了時間をメモする
  • ・タイマー機能を活用(スマートフォンのアラームが便利)

完全に防ぐことは残念ながらできないかもしれませんが、少しの工夫で大幅にトラブルの発生は抑えられるはずです。

⑤便利な使い方とローカルティップス

タイの町並み

現地在住者から教えてもらった、知る人ぞ知る便利技をシェアします。

【ベストな利用時間帯】

  • 早朝6:00-8:00 → 空いていて快適
  • 午後2:00-4:00 → 比較的空いていて快適
  • 夕方5:00-7:00 → 混雑しているため避けた方が良い

【節約テクニック】

  • ・大型洗濯機を友人とシェア
  • ・乾燥時間は天気を見て調整
  • ・少しだけ乾燥機を使い、あとは天気次第で自宅干しをする

タイでは雨季でも、朝から洗濯を始めれば夕方までには乾くことが多いです。ただし、スコールが予報されている日は要注意。そんな日は思い切って乾燥機を使うのが賢明かもしれません。

最後に

ここまで、タイでコインランドリーを使う上での重要な5つのポイントをお伝えしました。初めての海外でのコインランドリー利用は誰でも不安なものですが、これだけ押さえておけば大丈夫です。

  • 基本知識:
    無人・有人の2タイプがあり、24時間営業が基本。大型機種が豊富で、最近はスマートフォン決済にも対応しています。
  • 料金の目安:
    洗濯は30~80バーツ、乾燥は40~100バーツ程度。
  • 洗剤選び:
    コンビニや店舗で日本製品も手に入ります。湿気対策に柔軟剤がおすすめです。
  • トラブル防止:
    貴重品は必ず持ち歩き、洗濯物には目印を。混雑時は避けましょう。
  • 便利な使い方:
    早朝が空いていておすすめ。天気に合わせて利用範囲を決めましょう。

慣れない海外生活の中で、洗濯の心配が一つでも減れば嬉しいです。このガイドを参考に、タイでの暮らしを楽しんでくださいね。コインランドリーライフが日常の一部となり、皆さんの暮らしがより豊かになりますように。

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